夜明け前の駅をふらつく 当たり前だけど 誰も居なくて 落とした目線をふいに凝(こ)らす もう始発が動いてらぁ 眩しいくらいの蛍光灯 町が確かに動き始めてる いつの間にか普通になって そして誰も居なくなった あんなに何度も叫んでいたのに もう思い出せるはずもなく 思い出す事もないんだろう… 馴れ合いにすらなれずにいたんだ けど何だろう? 今 目の前を横切る 色も景色も全てを繰り返す 君は何処へ 何処へ行くのか? 明け方いつもの交差点 でっかいトラックがもう走ってらぁ 何処へ行く? 希望の声 僕はどこかへ行こうとして 僕はどこへも行けなかった いつもより高い空に風が走る… いつもより高い空に風が走る…