欺瞞に飾られたステージの上で 誰かに向けた言葉と音が良心を蝕む 権力を得て 腐らない人間はいないようだ 動機と大志には 嘘はつきたくなかったはず ねえ、もし受け入れられることが できるなら ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、 共に壊れていこう 僕なんて君なんて 粗大ゴミで捨てられるように 許されてしまうからいっそ僕の首を 絞めてしまうことすら 躊躇いはしない 曖昧な理想論で 語っていればいいなんて そんなことばっかり それでも生きていく気がして 時間を刻んでいるのは秒針なのか、 心なのか、誰も教えてはくれない 何を糧にしたのかは解らないが、 なんとなくやってこれたし、 なんとなくやっていける 気もすると、幾分か 綺麗な夕暮れを見て思ったんだ 本当に? 許された日々が尚 いっそ僕を殺めていく 加虐な選択を棄却してしまう 曖昧な終末論じゃ 僕たちは救えないよ そんなことばっかり それでも生きられるかな 道端で潰れた動物の死骸に 何も思わなくなってしまったのは いつからだろうか 時が経ってしまえば あらゆることを忘れられる それが唯一の才能 喉に剣山を詰められたような 切迫感に苛まれたことすらも 忘れて忘れて生きていく ひと匙の罪悪感に苛まれながら 許されたい 夢の中で生きられたならよかったな 起こさないで永遠に