夭折に憧れていた僕たちは 息をすることを未だにやめられない まま 誰かの真似をして買った煙草を吸っ ている 狭隘な部屋からずっと出ないまま 天命を待っているのだ そう言い聞かせて 切れかけた電球が明滅するのをじと 見つめている 身の丈相応のだらしない生活を愛し てはいるが いくらかの才能を食いつぶす日々が だんだんと嫌になる 四分くらいの感動 劣情、安堵、日暮らし。 まだ死んでないよ なぁ、革命と洒落込もうぜ 相変わらず吐いた 日曜の愛に 甘えていたのだ僕たちは 六つ下がり 本日は晴天です 呟いた革命家 相変わらず吐いた 日曜の愛に 甘えていたのだ僕たちは 六つ下がり 本日は晴天です 呟いた革命家 酷くくぐもった先見の声に 片手を上げた盆暗よ されども、健かな人生です 呟いた革命家