何気ないことも伝えたくなった 例えば昨日観た流行りの映画とか 君は今何してるんだろうとか 考えている時間すらも 幸せと呼ぶのかな 時は流れて当たり前になって 自分の話をしようとしない僕ら 通知は鳴らない 壊れた時計みたいに 動かなくなった僕ら 向かう場所は違っていたんだね 気付かないふりしていた 冷め切った二人のこと 常に頼りきっていた日々が いつからか優しさを履き違えてた 涙色に気付けなかった僕は 素直な言葉で傷つけてしまっていた そんなつもりじゃないけれど とか 言い訳ばかり 今日もまた繰り返している 眠れない夜はふと隣を見て 眠った君を横目に目を閉じていた 勢い任せの強がりはやめにしよう 後悔ばかり募っていく ごめんねも言えずに 冗談と本音が曖昧で 距離感が掴めなくなった 言葉と態度が離れていく ありきたりや当たり前が 今になって恋しくなる いつか深夜に二人で行ったコンビニ 寒いからって厚着したのに アイスを選んでいた 吐息に混じっていた 本音は聞き逃さなかった すれ違った日々だけど 涙色に気付けなかった僕は 素直な言葉で傷つけてしまっていた そんなつもりじゃないけれど とか 言い訳ばかり 今日もまた繰り返している 隣に君がいなくなって気付いた 寂しさに揺られていく ふとした時に思い出しては求めた 君の笑い声を