何もなかったかのように 儚げに笑う 桜舞い 見える木々 過ぎゆく春の 奇跡の様に いつも心配かけていた 学生時代は 呆れたように 見送る視線 振り切り 駆け抜けたけど 記憶の中の 貴女は 優しく 微笑んでくれていた おかえりなさいと 何時だって 温かいご飯 作って 時々 思いを馳せて 振り返る 当たり前にあった日を ごめんなさいと ありがとうを 言える日々は 宝物で 窓の外を見て 少し 細くなった腕 必死に動かし 呼ぶ 私の名前 今は愛しい あの日 告げられた事実は とても悲しくて 触れていたくて 1週間で 散りゆく あの花びらに ありがとう今も 貴女は 私を 励ましてくれてるね そんなふうに 感じられる様な 温かい風が 吹いてる 戻れない時 悔やむより 探すよ 今私に出来る事 ありきたりな この言葉だけど 今を大切に生きよう 残された 足跡はここにあって 歩いてく 繋ぎめを 消さずに アルバムの中 写真めくれば ある秘密 約束 記憶の中の 貴女は 優しく 微笑んでくれていた おかえりなさいと 何時だって 温かいご飯 作って 桜が舞う この季節 振り返る 当たり前にあった日を ごめんなさいと ありがとうを 言える日々は 宝物で