最愛の君へ 春の風どこか懐かしい香りがした 駅のホーム向こう側 並んだ人混みをかき分け なぜか気になる後ろ姿に 間違えるはずなんてないよ そっと手を伸ばした 桜の花が咲いて 出会った頃とあの時の さよならを思い出したんだ 桜の花が咲いて また君に会えた 始まりはいつも春でした 今でも最愛の君へ 憂の空晴れていく 花びら頬をかすめ 止まったまま手放せず 閉まってた記憶を靡かせ どこか照れ臭く繋いだ会話も 忘れてしまうはずなんてないよ ずっと想っていた 桜の花が咲いて 笑った時とあの日々の 愛しさを思い出したんだ 桜の花が咲いて また巡り会えた 始まりはいつも君でした 今でも すれ違い流れた季節を 巻き戻すように この場所で 桜の花が咲いて 出会った頃よりもずっと 鮮明に色づいて見えた 桜の花が咲いて また君に会えた 始まりはいつも春でした いつまでも最愛の君へ