詩のついたメロディー 与えあっても 死のついたメロディー 奏できるまで 多分途切れない 悲しい連鎖が 産声を上げた あの子を巻く 降りそうな天気が 頭ごなしに 心のヒビをギュギュッと締め付け 気づいたらまた 濡れてしまってた あの子は多分 キャッキャッとはしゃいでる 心の音が 繋がらないまま 負は満たされてく まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ 鼓膜をついた 悲哀さはまた 通り抜けては別のところに いつの間にか あの子たちも はしゃぐ雫が 涙になってく 誰しも感じる はずなのに何故か 終わらないんだね まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ そして抱きしめ合えたら どんなに 救われるかって 言われなくてもわかるだろ 命の歌が 増えれば 増えるほど 涙を止められない 赤く染まる前に どれだけ心を流したら もっと良い色に 染まるのかな 確信を持った瞳の奥に 揺らぐ自分を 見て刹那に 気持ちが揺らぐ 弱いな本当に でも心音は 受け取れた気がする まだ足りない まだ足りないから 命の音 震えさせて 足りないから 足りないから 居場所を叫べよ そして抱きしめ合えたら 救われる先に 意味を持たせなくても 安らぐ心があるだけで 他に何もいらないはずさ ほら、 雫が降ってきた