希望の消えた世界は 太り過ぎてちょっとも飛べない 依然僕にマチガイをインポートする ズボンの裾伸びきって ipotのコードが揺れる イヤホンを宛がって とりあえずはフード 被っとけば問題ないや 「目隠し完了」 いつもどうり見えない現状 非常灯赤く光れば またシュールな景色になる 案外今日が来なくても ローファイな風景を連れて 障害不安症な君と 明日へ 先に 行けそうかもね 「さぁさぁ、なんかないものか」と 揺れ気味にビートを刻めば そうそう悪いもんじゃないさ まぁ、飽きないうちは。 <<♪>> 虚栄心を飲み込んで 二つ目の遮断機を右へ 期待に胸が詰まって 口元がちょっとニヤッとしそうだ グルービーになりきって 走り気味にリードするけど 俄然空気に馴染んで 誰にも気付かれてないのなら 断然オーライ 「任務続行」 あと20分。 退けないでしょう? スニーカー結び直して 「ほら、合図だ。クールに行こう」 上昇中の体温なら ハイパスで一気にトばして 延々肥大中の街を 西へ 北へ 君の側へ 「おいおい、 ちょっとオーバーだろ?」 金髪のヒールが笑えば 残念分かんないだろうね 隠し切れない君じゃ <<♪>> 募集人数無制限 無論途中参加も歓迎 募集要項無条件 服装は自由 自称ウブな君だって 合言葉挟んで即加入 そりゃあそうさ僕なんて ニジオタ コミショー ヒキニート だが 問題無いぜ 「気分最高」 揺れるピーキー 止まない警鐘 ネオンが不意に落ちれば さぁ、フードを脱いでみせて 案外今日が来なくても ローファイな風景を連れて 障害不安症な君と 明日へ 先に 行けそうかもね 「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と 赤い目 擦って 見渡せば なんだい、つまんなくもないな じゃあ、冷めないうちに いただいてしまおうか