夏になると思い出す 君と出会った日のあの空を 今も僕の胸の中 時は止まったまま 「疲れたもう歩けない」と地べたに座り込んで 動かない君を 無理矢理おぶった この遊歩道 少し嫌いになったりすることも 君が生きてたから そう 君が生きていたから 高く遠く 澄み渡る空 二人で見上げたね 飛行機雲 細く長く 続いてく道 君が恋しいよ 夏になると思い出す 君が好きだったあの歌を 今も口ずさむたびに 側にいる気がして 「大人になりたくないね」と石を蹴飛ばしていた 僕だけが一人大人になってく 君を残して 愛していると 今なら言えるのに 君か生きてたなら そう 君が生きていたなら 赤く燃えて 染まりゆく空 二人で見つけたね 一番星 細く長く 伸びてゆく影 君に会いたいよ これからもずっと 変わりゆく空 この瞳に映して 君が知らない明日を 僕は歩いて行けるの? 高く遠く 澄み渡る空 二人で見上げたね 飛行機雲 細く長く 続いてく道 君が恋しいよ 赤く燃えて 染まりゆく空 二人で見つけたね 一番星 細く長く 伸びてゆく影 君に会いたいよ