掌で踊ってる 恥に呑まれた生なら ここまで 決められてるカルマ 隣人の優しさなら 忘れてるよ 僕次第、そうなの? わるい言葉だ。 路上の片隅 威張り散らした人々 けなして 息を吸うだけなら 廃人の営みでも 有難く 朝露にかかる虹 只、美しいものに 一時の夢だけ 見ていたのです────…… 過ぎていく肌のなか きみの温もりだけを 輪郭を確かめる しなやかな指先 幸も不幸もない 池に投げ込む撒き餌に、口開け 水面に映るシャドゥ 白々しく罅割れて 直ぐそこまで 君次第、そうなの? わるい言葉だ。 罪の種が生まれた理由など 知り様がないけど 綿に包まれた世界で まるまるふたりの躰 夕焼けに舞う道化、 どこか懐かしい風 一時の愛だけ 見ていたのです────…… 過ぎていく肌のなか きみの温もりだけを 輪郭を確かめる しなやかな指先 喉元までせり上がる熱を 押し殺して、繋がれば ただ、過ぎてく ただ、過ぎてく 過ぎていく肌のなか きみの温もりだけを 輪郭を確かめる しなやかな指先 No Longer…*4