あの黒いキャンバスが 穏やかな朱で染まったら どう見えるだろう なんて独り善がりの我儘と 知りながら 僅かな望みが 星になって影を落としている 幸せを願う星影は 瞬く程に寂しくて こんな淡い光じゃまるで足りなくて 笑えちゃうな 幸せを零す星影は それでもまだ願いを捨てられなくて 嗚呼きっと 今宵こそ叶えられるかな? 鮮やかな星座と十の流星で 繋ぐ幸せの軌跡が 此の宙を飾りますように 幸せを灯す綺羅星は 見紛うほどに眩くて ここに願おう今宵限りじゃない奇跡 まだ知らない未来は 星の数程に響く幸せが きっと 広がる──────