私は私は 老いに老いぼれた名もなき龍のもの 心は心はいつもいつの日も変わらず 侘しいもので 龍は龍は天を目指す天を目指す天を 目指す 青き羽を光らせて何度でも 舞い上がる 星のつぶて、打ち返し、 修羅なんぞ突き抜けて 月の明かりなぞるよう弧を描き登り 続け 呪いは膿みつづけ この身を蝕んで 誰もが変わるのに 私は変われない 名前は捨てたのに 己は捨てられぬ 愛してやまないんだ 名もなきこの今も 龍は龍は天を舞う天を舞う天を舞う もがきあがきあと少し 血染めでも見栄を切ろう 風よ風よふきさらせ試練など 跳ねのけよう 罰当たりな運命も手を取って 共に歩もう