太腿の傷は 跡になっていたんだ 結局言葉は 聞けていなかった 目の前はスペクトラム 肌寒い風が 吹いて 僕は愛のない世界を生きたい 隠していたんだずっと 僕の事わかってもっと ぐずる君を 壊したい 想い 独占したいよ 隠していたずっと わかってくれないんだきっと 僕は僕でいるし ナイフはしまっておくよ 穴は広がり歪んで 中は鮮やかで鮮明 愛の形なんて幻想だ 息継ぎさえ出来ず酩酊 追いかけた後ろ姿は 遠い映えた場所へ 消えていった 世界は滑り落ちて 疑いの目を晴らすんだ 目を閉じて耳を塞いで 僕は今君に溶けたいんだ 愛してくれよずっと 私の事を永劫 佇む君に 殺されたい 呟きはこぼれ 落ちて砕け カケラを 集め、形にした 夜明け前少し冷え込んだ 群青色突き刺さったんだ 隠していたんだずっと 僕の事わかってもっと ぐずる君を 壊したい 想い 独占したいよ 隠していたずっと わかってくれないんだきっと 僕は僕でいるし ナイフはしまっておくよ さよなら