夏が似合うあの街とよく似た空 夕凪に飛行機雲白くはしる なきべそ ちっちゃなわたしとすれ違う 離れても この胸の中で 帰れるから 帰れるから 茜色の街 帰り道 母親の手に引かれて 「大きくなれ」この島の海みたいに 気まぐれで飛び出した 海を越えて 守りたい愛おしさを探す まだ分からない あなたがくれた 茜色の愛 転び立ち上がるたびに 変わり続けていくんだろう 「やりなおせるはずでしょ?何度も」 高い空の下 離れると気付くこの気持ち 今、昨日より 明日、今より 強く想うよ 離れても近くに感じてる まだ帰れない 今は帰れない 茜色の街