あのね、 雨上がりの空 見つめすぎた駄目な僕は 何もかもがわからなくて 希望的観測を日記の中に書き綴って また見上げた ぐちゃぐちゃにまぜ合わせてた 絵の具の色に 塗り変えた空に僕は手をかざして うまくしゃべれるように 誰にでも笑えるように 願い続けた どこかで鐘が鳴り始めた どうして君は泣いているの? あのね、 「おやすみなさい。」って きちんと僕は言ったのに つぶれた目の螺子が痛くて 眠れなくなった僕は エピローグの続きをただ作り続けた いっぱいこわれた時計を 部屋の隅っこに並べて 時間を数えて遊んだ そんな僕を無視して 灯りはひとつずつ消えて なくなりだした どこかで鐘が鳴り始めた どうして君は泣いているの? 教えて <♪> どこかで鐘が鳴り始めた どうして君は泣いているの? 降り注ぐ雨の中で ほら、雲の向こう 鐘の音がまた響いた