暗くなったら五千万分の一から 六だけ引いて計算すればいい それを七掛け十二で割って 君たちは泣きながら理解に苦しむ 素知らぬ振りした僕の前に現れた 君たちの声は少しも届かず 何も何も変わってないわと 泣きながら誰の胸に飛び込む あぁ そっちへ行っちゃいけないよ あぁ いっぱい約束してたのに いい加減なもんだ このままでいいさ (交わらない線の中心で) 出会いと別れの確率宙ぶらりんで いつからか呼吸も乱れ とぎれとぎれに (午前三時のバスルーム) 割り切れぬものが 溢れ出してゆくだけ (いつからだろう こんなとこまで) このまま僕らは (夢の中なら 歩き出せるはず) どこまでも螺旋状の階段 昇りきったところで息絶えそうだ (まるい涙が ぽつりぽつり)