萌葱を揺らし 廻りゆく薫風は 僕の頬を 軽やかになぞった くすんだ希望の欠片を 拾い集め まだ見知らぬ 空へ想い馳せた 止まること無く 刻む時の砂 あと幾つ 唄えば伝うだろうか 嗚呼 愛おしや 遥かな空 続き征く この旅路 生れ落ち 芽吹く世界 命の証 探してる 奏であう 形ない声 希う その価値を 何度でも 旋律に乗せ 祈り願おう 瞳閉じて 遥か遠く 木霊するの 果てへ 君のいる場所へ 星さえも沈む 鮮やかな月夜は 優しい雲に あたたかに包まれ 明日を迎えよう 大地はまた廻る 眩しい朝陽 等しく降り注いでいく 失くした 何か探す様 手繰り寄せた 軌跡たち たとえ険しい茨でも 唄い続けて… 手伸ばす先 一縷でも触れたら 君と僕を繋ぐ光となる 嗚呼 愛おしや 遥かな空 紡ぎ征く この旅路 生れ落ち 芽吹く世界 名もなき花 咲かせようか 奏であう 形ない声 煌めいて 風となれ 何度でも 旋律に乗せ 祈り願おう 希望乗せて 遥か遠く 木霊するの 届け 君の待つ場所へ 響け 全て越えて