回る回る時の中で 少しずつ変わりだす世界 心なしか以前よりも 尊く思えたんだ 通りがかる公園前 季節の訪れを感じた 後ろ髪を引かれながら 駆け足で生きてゆく 風に吹かれ 木々は乱れ 青い車窓を染めた花びら 明日何して笑おうか そんな未来へ 前を向いて 下も向いて 僕らは進み続けよう 名前も知らない誰かを思う優しさ 大切だよ 感じさせて 素敵な君の心 君の笑顔を たとえつまずいて 立ち上がれなくてもいい 此処にいなよ いたら嬉しいんだよ 周りだけが慌ただしく ひとり取り残されたような 動き出した世界の裏 閉ざされた心模様 確かなこと見えない場所 心ない誰かの言葉(やいば)で 傷つけたり 傷ついたり 過ちを重ねてく 隣の席 はにかんだ赤子(こ)に 思わず笑い返すように 二度と会うことない人へ 注ぐ幸せ 春の日差し 雁字搦めの心 解いてくから だから「ありがとう」 「こないだは言い過ぎた」 も言葉にしよう 人はいつも 理解したつもりでも 解れないもの だから伝えよう 何気ない気持ちでも 名前を呼び 笑顔迎えに行こう 人それぞれ 素敵な花 花束にしよう ギプソフィラで抱きしめて 咲き誇った優しい香りがふわり風を 渡って 誰かの心にまた花を咲かせたなら 繋がるだろう 感じさせて 素敵な君の心 君の笑顔を たとえつまずいて 立ち上がれなくてもいい 此処にいなよ みんな嬉しいんだよ