高潔の剣身に映り込む憂いを断った 斬り込んだ影を 蒼い黎明が照らし出す 今 受け継がれた意思を この身流れる愛を 抱きしめて荊の中 日毎 滲んでゆく 激情 暗い虚空 霹靂が引き裂き 星は散る 覚醒の天使-Ange-白い羽広げて 掲げた剣よ 革命の嵐よ 吹き荒べ 非道と絶望の歴史に別れを告げ この身を捧げて 相剋の大地を駆け抜ける 偽りの安寧を この手で 彼方に葬るまで 震える手 暖めて 哀しみを火焔に投げた 追憶の墓標 濡らした慟哭が 乾いてゆく 邂逅の奇跡に 共鳴し合う希望に 出会うたび 心融け 日毎 大きくなる 咆哮 暗い気配 凶弾を跳ね除け 夜に舞う 創傷の盾 いま 誇りにして 掲げた剣よ 盟約の絆は結ばれた その背に感じた 温もりを 忘れはしない この身を捧げて 蒼黒の楔を打ち立てた 求めた 暖かな安らぎ 降りそそぐその日まで 揺蕩う 鬼哭に 心乱されても 騎士の矜持抱いて 歩みは止まらない 掲げた剣よ 革命の嵐よ 吹き荒べ 非道と絶望の歴史に別れを告げ この身を捧げて 相剋の大地を駆け抜ける 偽りの安寧を この手で 彼方に葬るまで