薄らと青くなった空気 擦れた踵に苛立って 少し大袈裟な相槌をしてしまって 一瞥して 目を逸らす 声を上げ泣くような 胆力は無いんです 痺れる程の愛を探している 変わらず今日も平熱にうなされる 頭の中が忙しくて 冷たい水を無意識に含んだ つまらない事に割くリソースは無い それ自体がつまらないが 意図せずこの世界の端にいる 変わらず今日も礼節に惑っている 高層ビルの窓から 酷く疲れた光が差した 痺れる程の愛を探している 変わらず今日も平熱にうなされる 意図せずこの世界の端にいる 変わらず今日も礼節に惑っている