いつだって怖かった 群れを成すこの世界が 平静を装って カチカチと牙を鳴らしている オカシイのは僕なんですか? 消えちゃっていいですか? 気づけば走り出してた 寂れた見世物小屋へ 誰もいない 荒れた舞台の上 青く煮えた衝動 爆発させて 舞い踊れ 舞い踊れ 蛹から孵る蝶のように 塗り固めた笑顔が今 剥がれ落ちていく 祈ったって 願ったって 何一つも変わりやしない この世界こそ Show Case Ever 孤独は癒しだった 痛いの痛いの飛んでいった 「なんでみんなと 同じように出来ないの」 って言われた あの日から狂ってたんだ 逃げちゃえばよかった 不協和が手招きする 愉快な見世物小屋へ 誰か 誰か お道化た僕を見て 紅く腫れた瞼 白で隠して 舞い踊れ 舞い踊れ "当たり前" を揶揄うように 見ないフリを続ける 卑怯者達へ 奪い合って笑顔なんて 僕にはそんな事できない この世界こそ Show Case 舞い踊れ 舞い踊れ 蛹から孵る蝶のように ひらりひらりと 短い生命を燃やして 祈ったって 願ったって 何一つも変わりやしない この世界へ手を振って もしも次があって 生まれ変わるのだとしたら 丘に咲く花のように 誰もいない場所で 咲き誇って 咲き誇って 真っ直ぐ可憐に生きてみたい 幕を下ろした Show Case Ever