Track by大貫妙子
息をきらしながら駆けた 最終電車の去ったホームには 使われないままに捨てた 切符が春風に舞う花びらのように 送ってくれなくていいと あなたの胸をとおざけたあとで <♪> プライドやつよがりだけで 生きてはいけないことを 知っていても <♪> 出会った頃見た夢も このまま消えて 見えなくなると思った 二度とすれ違わぬ街の 忘れられた時の中で <♪> 灯りの消えてゆく駅の 電話にもたれ聞いてるベルの音 答えのないままに切れば 背中をむけて立ってる あなたがいる そばで