蒼く広い影に抱かれ 不器用な僕を慈しむ 白い月の影に抱かれ 無邪気な愛が美しい ふと見上げた星空は 僕を見下ろしていた 声を上げる隙もなくて 吸い込まれていく 蒼く広い影に抱かれ 不器用な僕を蔑む さげすむ 淡く光る影に抱かれ 無意味な嘘に惑わされる あぁ、ここから飛び降りたら 楽になれるかな あぁ、僕には 頼れるものなどないから ふと見上げた星空に 願い事ひとつ 声を上げる隙もなくて かき消されていく 蒼く深い影に抱かれ 不器用な僕は事きれる 淡く苦い影に抱かれ 無邪気な愛は美しい 蒼く広い影に抱かれ 不器用な僕が哀れみる 淡く深い影に抱かれ 無意味な嘘が美しい