気持ちの良い風に吹かれて 目をつぶったりしたい 夕日の熱に背を押されて 飛び込んだりしたい 今更 気づきだした 痛みに寄り添う 逆らわずに前へ 急ぎ足で行けば 繋がりの温かい手触り 感じたくなる 足音はそれぞれ バラバラに聞こえる 古くさい レコードをかけるよ ねぇ 僕らを結んでよ 深く深く潜り続けて にらみつけていたら みんないなくなってしまうよ そんな予感がしてる 君を乗せた電車は 何時になれば 見えるの? 僕ら、忙しなくて すぐに忘れるから 図らずとも 突き刺すような言葉に まだ慣れている 東京 生きていく 君に語りかける 重なり合う いびつな優しさを ギュッと 強く握りしめている