絶対零度の愛が溶ける頃には 結んで散って お別れですね ダメな男でどうしようもないけど 惚れた女の弱み 哀しいね 回るお酒に任せて喧嘩して 後悔した朝も幸せでした 華奢だけど凛と 真っ直ぐなその眼差し もうアンタの夢がウチの夢 片想い心中 死んでも離さへんよ 不幸ね ウチなんかに好かれてしもて ゴメンやけど 無理なんよ到底アンタ無しじゃ 地獄の果てまでお供しますわ 憎い男で手にも負えんけど アンタしか勝たんのよ ズルいね 乙女心を奪っておいて 素っ気ない夜が大嫌いでした 強がりな刺青もピアスも 寂しい傷痕も ウチだけは認めて守ってあげる 片想い心中 死んでも逃さへんよ 不運ね ウチなんかに出逢ってしもて 火遊びじゃもう 済まへんよ夢中の後始末 奈落の底まで添い遂げさせて のぼせた決意が 冷めちゃう前に 懺悔いたします 「御免なさい」 何も実らなかった だけど居場所でした どうやらもう終演ね 欲張りな片道切符で終点まで 向かうわ 片想い心中 此処から身を投げたとて どうせ一つには成れへん 百も承知よ 馬鹿にされたとて皆すぐ忘れて 生きていく 置き去りのままの薄情なこの都会で ただただアンタと死ねるなら… 「愛してます。」