広いベッドを自由に泳ぐたび まとわりつく虚しさを 振り払うようにして起きあがろうと 狭い脳内の矛盾に 気づかないフリして 無理してるのかも 初めての感覚だった 離したくないと思った だから大事に抱きしめてたんだ 時に腫れ物に触るように 握りしめるほどに二人 砂時計みたいなリズムでさ 少しずつ崩れては 簡単に吹き飛ばされていく やけに早いレスポンスと なじみのないアクセサリー この違和感の答えを 黙っていたんだよ 分かっていたけど すれ違った誓いも視界も 気づいたら霞んでいた 待っていたんだよ 去っていったあの日を 瞼で塞いで消した 忘れやしないのに 会えやしないのに 今なら浮かび上がる妥協点 忘れやしないのに 会えやしないのに 今でも探してる可能性 おびただしい数のquestions 問いただし乱すよreaction 吐き出すのはため息に限りなく近い 「さよなら」 君にとってこれはただの通過点 地味に後処理がまだの導火線 消せない履歴たちは 嘲笑い続ける 今は既に無き当たり前 静かな日々 しない代わり映え 振り返ったとして振替 効かず燻る想いの火種 何もかも失ったわけじゃないが 何もかもに紐づいてしまうんだ 黙っていたんだよ 分かっていたけど すれ違った誓いも視界も 気づいたら霞んでいた 待っていたんだよ 去っていったあの日を 瞼で塞いで消した すでに遅い後悔を 繰り返せど戻せない また間違えた答えを 黙っていたんだよ 分かっていたけど すれ違った誓いも視界も 気づいたら霞んでいた 待っていたんだよ 去っていったあの日を 瞼で塞いで消した 忘れやしないのに 会えやしないのに 今なら浮かび上がる妥協点 忘れやしないのに 会えやしないのに 今でも探してる可能性 意地っ張りわがまま自分勝手 気分屋泣き虫 趣味も寝る時間も 微妙に合わないままだったけど それを愛したのは自分かって 気づいてしまったの 黙っていたんだよ 分かっていたけど