本能のままに奔走して混沌して状況 翻弄 羨望のネオンは象徴 の陰ではネズミが乱歩 昨日のトップが忖度され 陥落してゆく歓楽街へと 踏み込んだ青すぎた頃 面倒なオンナを辞めた 垢抜け重課金のアバター デスゲームをくぐり抜けては 男もひれ伏すほどに 神も見染める程に 誰もが振り返る蝶になる 夜を知って 男を知って 愛を忘れてゆく 変わると決めた 蛹から蝶へ まばゆくて 煌めいて でも孤独だけ消えない チラつく面倒な私を イッキに飲み干して 可憐なショールは羽根のよう その振る舞いはクイーンのよう 鋭利な瞳は針のよう 蝶が舞えば 蜂の如く刺す いつしか 蝶の名を冠し 嬢王の如く夜を制し 塗り替えてく 記録も過去も いらないオンナって捨てられた 見つけられたいって泣いた あの十六の夜から 街も虜にする程に 悪魔も見惚れる程に オーロラの羽根 夜に駆ける 嘘を知って お金を知って 夢を忘れてゆく 何も言わずに そびえ立つ摩天楼 光るほど 笑うほど まとわりつく寂しさ こぼれる面倒な涙を ショットでごまかして 可憐なショールは羽根のよう その振る舞いはクイーンのよう 鋭利な瞳は針のよう 蝶が舞えば 蜂の如く刺す 面倒なオンナがやがて オトコ惑わす蝶になって 全て手に入れたよに見えた ネオンのきらびやかさは 影をもっと深くしてゆく でも私 後悔してない 夜を知って 男を知って 愛を忘れてゆく 変わる私を 誰もつかまえられない まばゆくて 煌めいて でも何も満たせなかった チラつく残酷な終わりを イッキに飲み干して 可憐なショールは羽根のよう その振る舞いはクイーンのよう 鋭利な瞳は針のよう 蝶が舞えば 蜂の如く刺す