感情的におぼれてたいな 海溝深くに潜ったダイバー もう君しか見えない 好きになってた 片道分の息を吸った 君に会いたいんだ 大きな水族館に行こう 君が言ったのは 夏が始まったばかりのころで 二つ返事でいいよって 約束した帰り道 蝉が鳴いていた 揺れる光と青の世界に溶けた 君がいつもより遠く感じたのが 勘違いなら良かったのに 当たってしまったから 感情的におぼれてたいな 海溝深くに潜ったダイバー もう君しか見えない 好きになってた 片道分の息を吸った 君に会いたいんだ 小さな声で話した 君が言ったのは 夏が終わりかけの公園だった 遠くの街に行くんだって 帰って来れないんだって 声が震えてた 二度と会えないよと泣いてた 何にも言えなかった 何にも言えなかった 感情的飛び込んだダイバー 間に合う間に合わないじゃないんだ もう君しか見えない 好きだからだよ 片道分の息を吸って 君を追いかけた 離れたくないって泣いた 汗をかいている冷えたサイダー 蹴っ飛ばして会いに行くんだ 勇敢なダイバー 感動的じゃなくていいんだ 普遍的な僕らと思った 当たり前じゃないんだ 感情的飛び込んだダイバー 間に合う間に合わないじゃないんだ もう君しか見えない 好きになってた 最大級の息を吸って 君に会いに行くんだ