悴む指先で そっと 灯りを消して 赤らんでく心と心に 針 落として ゆらゆら 揺らめく トキメキで 有耶無耶 凪いでって その うだうだ 戯けて 延ばす間を 遮り 手招いた 夜に溶けて 飾らないで ありのままを教えて 愛を撫でて ほら 預けて 衝迫の上で踊る 夜に溶けて 逸らさないで 雲の裏へ 飛び込んで 言い訳なら 今 僕があげるから 燃やして 巡らせ 合わす体温 試して 剥がして 混ざる彩度 許し合ってくシルエット 綺麗なだけじゃ つまらない 素直なまま 夜の果てに咲いて 夜に溶けて 向かい合って 知りたい事 尋ねて 明日なんて ほら 忘れて 酩酊の中 踊る 夜に溶けて 算え合って 何度だって 重ねて 本音 ひとひらずつ あなたに明かすから 途切れないように 繋ぎ合わせ 満ちていくまで “愛任せ” はぐれないように 熱を手向け 辿り着くまで “愛任せ”