僕は酷く薄っぺらなんだ 厚さ40μオブラート然り 今にも風で飛んじゃいそうなんだ 辛うじて地に足着けています 横から見るとみっとも無いから 僕はそれを誤魔化そうとして 心に1つ影を持つことで 二次元な自分を立体に見せた 灰になるほど熱いパトスは 持ち合わせてはいないんです 自分自身地球の真上から見下ろして 他人面で傍観してんだ 確かな鼻っ柱も 不確かなプライドも 全部綺麗に圧し折って君を運ぶよ 僕のPaper-craft 君一人乗りさ、遠くまで飛べるかな 行く先は風の気のままでいいでしょ う? 触れられると倒れちゃいそうなんで 人間一般と距離を取った 遠めに見せた虚構の自分に いったいどんな意味があったの? いつからか僕は神と崇められ 今度は人に値段付けてった そうして付いた君の市場価格 一体おいくらだったんでしょうか (♪) 欠伸してないで飛び降りるんだ 確かなその目凝らして 不確かな影を踏め 結局のとこ中身偽装の貼りぼてなん だろ 君のPaper-craft 壊れそうな頼りない箱舟です いっその事火を放て タダ乗りしてんだろ 適当ばっか並べてるんだきっと 叶えるだけの義務も義理もないから 原因と結果は君が創ってるんだずっ と 君の未来はいつも君の心にある