銀河のさかな あいたいよ・・・ 届かぬ想い届けたくて カワグェーテの 紙飛行機に ありったけの想いのせて 放つ ゆるり弧を描いたそれは、 ほたりと落ちた はじめからね 紙飛行機(こんなもの)じゃ 届くはずないこと知ってたんだ 『それだけ遠く、それだけ遠く 君が行つてしまつただけさ』 それだけなんだ。 それだけなんだ。 銀河のさかな あいたいよ・・・ 届かぬ想い届けたくて サーカトーヴォの おさない気球に ありったけの想いのせて 放つ ひさひさと浮かぶそれは、 まるでイツカの― はじめからね 気球(こんなもの)じゃ 届くはずないこと知ってたんだ 『それだけ遠く、それだけ遠く 君が行つてしまつただけさ』 はじめからね 気球(こんなもの)じゃ 届くはずないこと知ってたんだ 『それだけ遠く、それだけ遠く 君が行つてしまつただけさ』 それだけなのに。 それだけなのに。 「ナルメリウスの 宇宙の舟。 ありったけの想いのせて、今、 あいにいくから。」 はじめからね 宇宙舟(こんなもの)じゃ 届くはずないこと知ってたんだ 『それだけ遠く、それだけ遠く 君は行つてしまつたのです』 はじめからね 宇宙舟(こんなもの)じゃ あえるはずないこと知ってたのに。 それでも僕は―。 それでも僕は―。