見慣れない静かな通りを 歩いてみると、落ち着かない風 気付けば音はほとんど無くて足は 急かされて、 早くなるし周りを飛んでいた 鳥たちも、いつの間にかいない 感じたことのない時の流れは、 ただただ孤独さを心に満たしていく だだだだだめだ、止まらないんだ でも、まだまだ進む まだまだ前に目的地へ 体温は冷たくも熱くも無くて、 どんどん不安な時の流れで進むには 決意が必要だけれど、 行くよ怖気つかない 約束の時だ ららららららら らららららららららららららららら ら ただただひたすら進むこの道を 不安な気持ち呑み込んで 辺りは暗くなってきて、 霧も深くなってきたから、 急ぐ気持ちを抑えつつ用心深く乗り 越える 度々聞こえる雷鳴 そろそろ着きそうあの家 らら疲労とめまいで、 意識が飛びそう でも、そこに今 今、望む希望が視えているから 長かったこの道のりを思い出して 唄うよ ラァラァラァ らららら 道は開けて空は青く澄み渡り ネコの声も聞こえてきた 鳥のさえずりランラララ ここからスタートだ らら、さあ唄おう