誰かの後ろで笑われ転んだ 指先が僕を撃つ 諦めなんてない強さがあったなら あの日の僕を守れたかな 胸の奥の奥で 僕を嘲笑う僕が居座る 途切れた息に混ぜた 「まだ」 「まだ」 「まだ」 僕らずっと隠してた 負けたくない なんてさ 傷だらけの声がした 裸足のまま 藻掻いて 縺れた足で走った いつか見た夢のその先まで 君の笑顔 君の声を 頼りのない背中に乗せて リベンジしよう 何度だって 竦んだ足元 笑われ止まった 探すのは言い訳か? 遮二無二走って 囲んだ景色は あの頃描いたものじゃないけど 心を指で直に 触れられるような痛みは 喉の先まで落ちた 「まだ」 「まだ」 「まだ」 僕らずっと叫んでた 諦めない なんてさ 泣きじゃくった声がした 汚れた手で 藻掻いて ただ腕伸ばし抱いてた 幼い頃に祈った未来を 誰かのための僕には役名がない 他人の台本は投げ捨てるんだ 僕のための人生だ 僕らずっと隠してた 負けたくない なんてさ 振り絞った声がした 裸足のまま 藻掻いて 縺れた足で走った いつか見た夢のその先まで 僕の涙 僕の声を 頼りのない背中に乗せて リベンジしよう 何度だって 頼りのない背中だけれど リベンジしよう 何度だって