侘しい暮らしの約束や 母の言葉の些細なこと ここら辺りで 息をついてどっちつかずの 話をしよう 冗談混じりに季節が来て 海と空の縫い目を思い出す 寄り添わずただそこにいて ピアノの音もあなたも 誰も見てない見させやしない 心の奥の話 瞬きの間に過ぎるは 寂しさとあなたの手 思い描いた幸せを 遠い港に置いてきて 蔑んだ目で俺を見る 人並みになれないあの子の事 転がり落ちた坂道は思うより 下らないぬかるみで 底に足が着いた者だけが見える 景色を描いている 誰も知らない知らせやしない 心の奥の話 瞬きの間に過ぎるは 寂しさとあなたの手