貴方はそこにいた ここではないどこか遠くで 息をしてた 夢を見てた 綺麗だった 記憶の海の中 泳いでいるみたいに見えた だけど何故か 前を見てた 不思議だった 手を繋いでみても強く抱き寄せても 心の通う瞬間など ミリセックもまだ感じれないけれど いつか貴方の一部になれたら 貴方を作りだした「過去」は どんなに素晴らしいモノでしょう 僕の知り得ない貴方がいる事が なんとなく この胸を締め付けてるけど そんな貴方を丸ごと 抱きしめたら 貴方の目に映る この世界はどう見えてるの? 互いの持つフィルター越し 見つめていた 何を思ってるの 何処に触れてきたの どんな愛に包まれてたの どうあがいても届かない貴方の 深い海の底へただ泳いでいた でも もう 息が苦しくなって また息継ぎしなくちゃ 届かない 触れない どれだけこの手で水を掻いても 貴方を作りゆく「未来」に 僕もいつかなれますように 貴方を作りだした「過去」は どんなに素晴らしいモノでしょう 僕の知り得ない貴方は今そこに 見えている美しさ そのものなのでしょう そんな貴方を丸ごと 抱きしめたら