うす紅色の昼顔 そうよお前はかわいそうね 日暮れるままに しおれてしまう せつない花よ いつもとなりにあなた 腕をのばせばいたの そんな癖か直らなくて 眠りづらいわ いい子だなんて私を 夜は甘やかしてたあなた あの日はどこへどうして 消えていったのかしら 私とてもとても さびしい あなたにここに いてほしいのよ 雨か夜通し降って いつか夜明けになるの しのび笑いしては見たの 忘れたかしら あなたもあの日 幸せなんて しみじみしてたはずよ 忘れるまではひとりで 耐えていくしかないの 私とてもとても 駄目だわ あなたにここに いてほしいのよ うす紅色の昼顔 そうよお前はかわいそうね 日暮れるままに しおれてしまう せつない花よ