ひとごみのなかに消えた 淡い光を 見上げて探すよ 小さな矛盾とか願いには 22時の交差点はまぶし過ぎるみらい 点滅にまぎれて この街の空に咲く星よ ねえ、ほら 引力が届くから アスファルトの上のわたし いま立ち止まってしまうよ 馬鹿な言い訳を あなたはきっと笑い飛ばすよね ここから進もう 靴ひもが緩んで怖くなった 伝えたいことさえ伝えてなかった 単純なことを大切に思う強さを やさしさだけじゃ駄目と 思えない弱さを あなたはきっと遠くから見ていて 答えもない世界だとして アスファルトの夜に浮かぶ 花を集めて手渡そう 信号機の向こう その先 出す宛のないメール消去した 祈りって届くのかな 疑うのに耳澄ますよ だからこそ手を伸ばしたいの たとえそこにもう たとえ涙を拭くものはなく ほんとのことしか見えなくても ここから進むの アスファルトの上を