吐き出したタバコの煙に ぼんやりと浮き上がる君のライン 色褪せた赤い君の爪も 曖昧に微笑んだ君のサイン だれかに言われたっけ そんなんだと バカになる 僕だって 知っていたんだ 虜になると 気がつけば、そこに求めていたAll I need ふと伸ばした手が 思い出した夢の続きはIt's on a need to know 引き伸ばされた糸は 白く光りながら ふわふわと綿のような口唇 かたすみに飲み干した赤いワイン 首すじにしたたるその汗と 部屋中にたちこめる君の余韻 だれかに言われたっけ そんなんだとダメになる 僕だって知っていたんだ。 みじめになると 落とした鏡 視線の先にAll I need ふと反らした目が 塗り重ねた色 モノクロームIt's on a need to know ちと吐き出された息は 思い出した夢の続きはIt's on a need to know 引き伸ばされた糸は、 白く光りながら 忘れさせて二度と 思い出さないように