大袈裟に光る月はまるで 無理してるみたいだ どうせそうさ明日も押し 切ってしまうから 今日はもういいよ「おやすみ」 空虚な部屋の中 小さな太陽が頼りなく浮かんで きっとそうだあれは抜け殻の僕らの ちっぽけな感情が 集まっている こんなもんかって笑っていれば いつの間にか優しさに満ち溢れ 温かな景色が広がっている もう何も気にする事はないよ 曖昧な夜の唄 城に入れない演奏家達は ただ群れを成して チリチリと鳴く 今夜の野宿も皆が一緒なら それぞれの元に夜が訪れる ゆっくりと注がれる誘いの 静けさは決して嫌なものじゃない 1人でも「独りきり」ではないよ 幸いな夜の唄 La La La La La La La La La La La La 寂しさを自由に変えて 悲しさを杞憂と知って いつの間に居なくなった僕達に 少しだけ驚いた白の壁 魔法じゃないし何でもないよ 透明な夜の唄 曖昧な夜の唄 大袈裟に光る月はまるで 無理してるみたいだ 枯れてなんかないよでも疲れたよ 今日のところは「おやすみ」