嵐の夜にそっときみを連れ出して 動き出す前の宇宙をつかまえる たとえ誰かにとってきみが悪魔でも べつに関係ないよ 関係ないよ すごい速さで飛んで 恋の季節がビュー 背中に乗った不幸を ジョークにしないであげて? 月へ行こう 明日はみんなで月へゆこう 強い心より、軽い言葉を持って 名前のない優しさを 不揃いの羽に巻いて 分かり合ったつもりでいて いいのが、愛かも知れん きみのいない空の飛び方が ずっとわからないんだ 嵐の夜が去って 涙乾いたら 約束してたとおり 月へ行こう 月へゆこう そう、名前のない優しさを 不揃いの羽に巻いて 混ざり合ったつもりでいて いいのが愛だと知った きみのいない空に 少しだけど慣れてしまったんだ 「分かり合ったつもりでいて」 意味のない空の白さだけ 変わらないままだ