夢から覚めて窓を開けた 外の空気に触れて知った 季節に形はなく 風には感触はなく 音もなく、きっと 触れることで 私が知るだけだ 形がないものの意味と意味 温かなノイズに 包まれて寝るだけ 心地のよい歪みの中で 音を聴いてた それは遠い昔ずっと聴いた音 音には形はない それは愛も ピクトグラム・ラブ 見つからない 愛の形、描いてみても 表せられない ああ揺れて滲んで 大切なことはいつも 形にはならないから 見逃しては探す その道標が愛と 今なら思う 日が落ちて眠りに落ちていた 音がひとつひとつ消えていった これから始まる素晴らしいことに どうしてかいつも怯えていた 静かな夜にはやがて 輪郭がぼやけてく そっと触れることで 私が知るだけだ 揺蕩う心の内と外 柔らかな素肌に 直に擦れていた 布の感覚だけ 鮮明に感じて それは遠い昔包まれた布の 裾は風に揺れてる それは愛も ピクトグラム・ラブ 耳を澄まし 愛の音を聴いてみても しんと静まった 夜が音を吸って 大切なことはいつも 眩しくてずっと暗くて 見逃しては探す ああ輝いて眩んで ピクトグラム・ラブ 見つからない 愛の形、描いてみても 表せられない ああ揺れて滲んで 大切なことはいつも 形にはならないから 見逃しては探す その道標が愛と 今なら思う