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雪の進軍

Track by鏡五郎

4,331
34
  • 2:39
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歌詞

雪の進軍 氷をふんで どれが河やら 道さえ知れず 馬はたおれる 捨てても置けず 此処は何処ぞ 皆敵の国 ままよ大胆 一服やれば 頼み少なや 煙草が二本 焼かぬ乾物に 半煮え飯に なまじ命の あるそのうちは 堪え切れない 寒さの焚火 烟いはずだよ 生木が燻る 渋い顔して 功名談 スイと言うのは 梅干ひとつ 着のみ着のまま 気楽なふしど 背嚢枕に 外套かぶりゃ せなの温みで 雪解けかかる 夜具の黍殻 しっぽり濡れて 結び兼ねたる 露営の夢を 月は冷たく 顔のぞき込む 命捧げて 出て来た身故 死ぬる覚悟で 突喊すれど 武運拙く 討死せねば 義理にからめた 恤兵真綿 そろりそろりと 頚締めかかる どうせ生きては 還らぬつもり

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