赤子の頃とは違って 泣くだけじゃ誰も助けてくれない 今じゃこれこそはと 寄す処になるものもない それでも時だけ過ぎて ただ自由という底知れぬ深淵を覗く 正しい、正しくない紙一重 自分本位に導き出した答で 他人を傷つけて気づいた 押し付けがましい人になっていく これがなりたかった姿じゃない 小学生の頃とは違って 先生の言うことが全てじゃない 今じゃあからさまな 嘘はつかず秘め事がある そうして時が過ぎて くだらない過去の栄光を 頑なに語ってる未来 白黒、善し悪し、誰基準? 道徳心のかけらもないエゴの塊 そんなもん、もういっそ手放して 楽になりたい…なんて贅沢? こんな世だとは思わなかった 貴女方とは違って 脆く弱々しい人間じゃない そう思い込み強がり耐えていたが あれから時が過ぎて 甘えられる人の強さを 知った頃には手遅れ 死ぬも生きるも紙一重 生半可な 美味しいとこ取り人生なんて 楽しけりゃ青春と口に出す 小っ恥ずかしいこともないのです 何も気負わず生きるにはどうする?