片っぽ空いたスペースに 未だに慣れずに ここにはもう無いもので アタマを散らかしては 片付け方がわからない あるのは寂しさであって それが咲き乱れたって 完全に何かが欠けていて 謝り足りない 何が俺になかったか分かった今 その花は散ってた 口だけデカイ言葉ばっか 見えてない事が まだわかってなかった 疑ってなかった 君は俺しかいなくてって 勝手な解釈で うなずく真意を知りもしないで それならいこう まだひとつ 残されたものがここにあるから 終わらないよ じゃないと 呆れ顔の君に悪い <♪> 堰をきったような記憶に 不意に襲われては 上手く思い出せないような事もある 最近は それが少しだけ 救いかな 車道で踊る花びら そこを通る肩には それぞれをいつかに戻して 最後の一枚が今 歩み止める足ひらひら つま先を撫でる 有り得ない絵空事だって 笑われそうな事 揃えた夢に 覚悟もないくせに 空回り焦る度 君にあたって つらい思いをさせてたかもしれない それならいこう いかないと 目覚める度に思い出しても 君のいない 明日は 新しい緑に染まる <♪> 最後告げる桜 結末は 悲しいねと言っては 見上げてた 最後告げる桜 結末は 悲しいねと言っては 見上げてた