私、あの子のこと嫌いだから あなたも私と同じように 頷く準備は出来ているでしょ? 群れから外れてしまったサカナ 枠線をはみ出したくらいで 息も出来ないほどにもがいて 消えてった 右向け右で左向いた途端 風当たりは強くなる 一人ぼっちを嘲笑っても 結局あなただって同じでしょ? 『仲良しこよしはおよしなさい』 ただ手をつないで安心してるだけ ゆらゆら揺れる海の中で僕ら すいすいすい吸い込まれそう参った くらくら暮れる日々の中で僕は はぁ…疲れた。 「指切りゲンマン嘘ついたら 針千本のーます」なんてね 笑って許して私を許して なんて甘いわ 『無駄な抵抗はおよしなさい』 また誰かが知ったような口を聞く ぷかぷか浮かぶ本当と嘘の間 境界線は誰かが決めた幻 ふらふら向かう僕は何処へ行こう おんなじ方向定めて泳ぐ サカナみたいだ