ある日獰猛な一角獣が 不意を突かれて どなたかに刺されました まるで見事なそのツノも折られて 全てを奪われてしまいました 暴れてしまいましょ なりふり構わずにね 行くとこまで行くだけなの 時には傷つき傷つけ合ったりもして それでも人は忘れてしまうの 甘い罠に乗っかって 迷いの森にいる 何もかもを失って ひたすらに彷徨う あぁもうわかんないや どうせ また奪いに来るでしょう やいのやいのってお祭り騒ごうや 仮面を被ったヒトの群れに 捕まって囲まれてしまいました 手足は縛られ吊るされ 「正しさ」 という檻に身を潜めました 辺りは賑やかな明かりを灯しながら 影を濃くしていくのです 鮮やかに見えるモノでも醜さを秘め いつの世代も隠れてしまうの きっと僕ら失って 気付くのを繰り返す あと何回失って 過ちを振り返る? あぁ もう分かんないやどうせ また明日は来るでしょう? やいのやいのってお祭り騒ごうや 泣いてたって 笑って 手を繋ぐ 信じている 嵐の日もこうやって あなたと過ごしていく 当たり前をどうやって 僕らは尊ぶ? あぁもう分かりそうなんだ あと少し待ってよ やいのやいのってお祭り騒ごうや