電波もない 電気もない 繋がる術をなくした 闇夜は 果てなく ただ祈り続けた どうか届いて よく怒っちゃったね くだらぬことで 素直になれず 通り過ぎた日々 ずっと 胸の中 あいたいよ あいたいよ ごめんねって あやまりたい いつかの 夕焼けに 滲んだ あの背中 追いかけたい 電波もある 電気もある 動き出した 町の中で ひとり 立ち止まる 今でも忘れない あの日のこと 少し冷たくて 風強い夜 心丸ごと 飛ばされぬよう なんとか しがみつく あいたいよ あいたいよ いつだって 待っているよ 大切な人が 帰る場所 これからも 守ってたい "ただいま"って 聞こえたら "おかえり"って 返した アイ言葉のように 当たり前のように あいたいよ あいたいよ 遠くたって そばにいるよ いつしか くれた 温もりは いつまでも 生きてるから また 歩きだす