バッテリーは切れた すぐにわかった もう取り返しのつかないくらいに そんな気まずさに髪を束ねた 愛の仕業などもうとうになかった 迷子のような目で 誰を映してきたの? 隠してたって遠ざけたって 見透いたその胸 抱きしめたって離れて 握りしめていたってほどけて もぬけになって腐っていった 愛の捨て場所は 燃やせる方でいいんだっけ すでに意味ならもうないんだって 何にもない部屋って こんなに響くのか 明後日に託した夢を話した もう取り返しのつかない夜明けに そんな愚かさに凹凸重ねた 本当のことは何もいらなかった 小さくて不安な 手のひらでいいから 触れていたくて側にいたくて 遠ざけた真実 今更ひざまずいたって この惨めさは消えないんだって もぬけになって腐っていった 愛の捨て場所が 未だにわからないなんて むしろ捨てられてる気分だって 何にもない部屋って こんなに響くのか 愛してるよ ねえ愛してるよって 汚しあって いなたい暮らしだって構わないと 言えた日を返して 抱きしめたって離れて 握りしめていたってほどけて もぬけになって腐っていった 愛の捨て場所は 燃やせる方でいいんだっけ すでに意味ならもうないんだって 何にもない部屋って こんなに響くのか 今更ひざまずいたって この惨めさは消えないんだって もぬけになって腐っていった 愛の捨て場所が 未だにわからないなんて むしろ捨てられてる気分だって 何にもない部屋って こんなに響くのか