キミのあとに咲く 徒花 終わりの始まりを告げた 旅立つ背中は 何を想う? 振り向かずにゆく艶姿が あの路地を曲がれば 歪んだビジョン 泣き虫がそっと 街灯の明かりはまるで 祝福の灯火のよう 今はひとり 夜を越えてみるよ 季節は巡り 夢ひとひらよ バラバラになって 恋を知る 甘き香り残し さらば 揺らめく明日の心変わりよ カラカラの胸を濡らす 雨よ やまないで このまま 涙を騙してよ 僕のあとに咲く 徒花 この街は変わり始めた 切られた火蓋は 誰の所望? いつもふたり見てた夢見草 面持ちは変われど 浮かんだビジョン ときめきは ずっと 羨むだけの心が 回し損ねた万華鏡 しのび足で 夜を越えて行くの 希望は巡り 生まれ変わるよ はらはらと散って 返り咲く "祈り" "願い" "想い" もまた 煌く明日の心変わりは それぞれの道を照らす どうか責めないで そのままのキミを 愛してよ 季節は巡り 夢ひとひらよ バラバラになって 恋を知る 甘き香り残し さらば 揺らめく明日の心変わりよ カラカラの胸を濡らす 雨よ やまないで このまま 涙を騙してよ