星屑を地上に蒔いた この街のどこかに 想い出も悲しみさえも いまは眠っている この広い地球の上で 暮らしてる人達 誰もみんな 帰るところをもっているはず あゝ 人はまぼろしの 夢を追いかけて 生きているだけならば 儚すぎる 何故にわたしは 生まれてきたの 何故に心が 淋しがるの 銀色の翼をひろげ まだ知らぬ異国へと いつの日か 旅立つならば そばに愛する人 時が過ぎ 時代が変り 若き日をふりむき 心だけが帰るところは きっとこの街 あゝ 人は夢ごとの過去を懐しみ かえがたい優しさに 気付くけれど 何処へわたしは たどり着くの 何処へ心を 連れてゆくの あゝ 人はまぼろしの 夢を追いかけて 生きているだけならば 儚すぎる 何故にわたしは 生まれてきたの 何故に心が 淋しがるの